「合気道はなぜ強いのか?」から考える武術論(その1)
格闘技の一番の大会は?の問いに「UFC」と答える人が多い。バーリトゥードという真剣勝負の総合格闘技だ。ところで急所攻撃の禁止ほか幾つものルールで縛られる。
視聴者ありきの興行がベースだからどうしてもそうなってしまうし、過激なルールよりむしろ安全なルールで数多く試合をして地力アップを目指すのが良い。
ところで戦いが複数人だとどうか?武器をもってたとしたらどうか?(※飛び道具の想定は除く。それが許されるならミサイルにまで及ぶので)
こういう話をすれば格闘技とは、武術とは、ってところから考察しないといけないがちょっと脇においといて(;'∀')
寝技にもちこんだ時点で2人目にボコられる。瞬間に極めて戦闘不能にするのであれば大丈夫だが。
これらを考慮したのだろう佐山氏(元タイガーマスク)のせい圏新陰流の試合ではグランドで相手を3秒制圧すると1本となる。タックルに対してのがぶりも、相手をガードポジションに追い込んでも制圧となる。グレイシーのように引き込んでガードポジションを取り、じっくりと攻めるような戦法はすぐに1本負けとなるわけで、ある意味、柔術を全面否定する考えがそのルールにはめ込まれている。
(続く)
引用の文献「合気道と中国武術はなぜ強いのか?(山田英司)」
最初本の表題を読んだとき、型稽古が中心の合気道を揶揄した本かと思ったがそれは誤りで、表題通りの主張だった。そしてと新たな気づきと感動を与えてくれた。整理されたり考えたことを書いてみるが、あくまで金子の咀嚼であることご容赦
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